「インターネット対応は万全です!」とおっしゃる不動産会社の社長の中で、よくよく聞いてみると物件登録サイト(ASPサイト*)の活用だけの方がいらっしゃいます。確かに沢山の方に物件を見てもらうには、ASPサイトは有効かもしれませんが、「そこからの問い合わせが、契約に結びついていますか?」と問いかけるとなんだかトーンダウンされる方が多いのです。
「ASPサイトに登録しておくと安心だから・・・」とおっしゃる社長もたまに見かけますが、今のインターネットの流れ(多くの業者がたくさんの情報を載せ、検索すると何万ページも検索結果がでてくる)からすると本当に安心でしょうか?
物件を探している一般の方は長い時間を掛けて物件探しを行います。当初の物件情報収集の段階では、より物件数の多いところなどで情報収集をしますが、だんだんと、自分の探している条件の物件をたくさん扱っているところへと、ホームページの見方が変わってきます。
結果的には、当初に見ていたサイトは違う観点で自分の条件に合う物件情報を(しかも、他の人がまだ知らないような新鮮な情報)を乗せている気に入ったホームページを何回も見に行くこととなり、そこから「問い合わせ」という行動に移ってきます。そのためには、気に入ってもらうための自社ホームページを作っておくことが必須条件となります。
※ASP 登録業者が入力した情報を一覧で見せてくれるサイト